こんにちは、サイブックスです!

今日は「ブルーノ・ムナーリ」の絵本についてご紹介します。

 

ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)は、絵本、グラフィックデザイン、

プロダクトデザイン、彫刻など多岐にわたる分野で活躍したアーティスト。

ムナーリ以前の絵本は、物語が「文章」で進行し

絵本のさし絵はストーリーの一場面を切り取って説明するにすぎませんでした。

しかし、ムナーリは「視覚イメージ」で物語を構成することを試みた作家です。

 

munari

 

彼のそんな発想が生まれたのも第二次大戦直後の混乱期に、

当時5歳の自分の息子のアルベルトのために

面白い絵本が見つからず、なければ作ってしまえということで

自分で作り始めたそうです。そこから、数々の名作絵本をリリースしていきます。

 

たくさんの素晴らしい絵本があるのですが、

今回はそのなかから、特におすすめの作品をひとつご紹介します。
その絵本は「Plus and Minus/Bruno Munari and Giovanni Belgrano」

ムナーリの最高傑作といっても過言ではない本です。

いろんなモチーフが印刷された透明シート72枚を組み合わせ

自由に物語を作って遊べるを重ねて遊べます。

雨を降らせたり、自転車で駆け抜けたり。。。

 

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1枚のシートに、別のシートを重ねた瞬間、そこに絵が生まれ物語が生まれます。

予想外の風景になることもありますが、それもまた新鮮。

 

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しかも、組み合わせを少し替えるだけで全然違う絵になってしまうんです。

そして、遊んでいるうちに最高の風景に出会えるかもしれません。

シートを重ねながら、自然におはなしが生まれる。

これは子どもの独壇場だと思いますが、景色を動かしてみたり、

雨を降らせてみたりする中で、きっといろんな想像が生まれるでしょう。

 

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この本を制作したイタリアのダネーゼ社は、子どもの創造力を刺激し、

豊かにするための「道具」に、1960年代から積極的に取り組み

「子ども版ダネーゼ」と名付けられたこのシリーズ

ムナーリが中心的な役割を果たし、数多くの作品を提供しました。

このシリーズは、他にも7種類くらいの本やぬいぐるみなどのシリーズがあるので

もし興味を持った方は、ぜひ検索してゲットしてみてください。

 

じつは何年か前までは、ムナーリの絵本は絶版のものが多く、高価で入手が難しかったのですが、

1995年以降からイタリアのコライーニ社が積極的に復刻してくれています。

 

また2011年から2012年にかけてフレーベル館から、

谷川俊太郎さんの訳で日本語版の絵本も発売しています。

 
プレゼントやお子様のいる家庭にはおすすめの絵本です。

またムナーリの関連本、絵本は高価買取させていただきます。

ぜひお気軽にご連絡ください。