サイコ工場

サイコ工場!

谷口トモオ・『完全版 サイコ工場 A線(アルファライン)』が、
10月2日に発売されました。

《完全版》サイコ工場 A(アルファ)線 (LEED Cafe comics)

この作品は1997年刊行後絶版でしたが、
ファンの有志の手により復活したものです。

LEED CAFE・《完全版》サイコ工場プロジェクト/谷口トモオにて

収録作品中
『《完全版》サイコ工場プロジェクト TAXI』
『《完全版》サイコ工場プロジェクト セイギノミカタ』

がご覧いただけます。スプラッタホラーなのでご注意ください。

ある作品が「有志の手により復活」というと
クラウドファンディングを思い浮かべる方が多いと思います。
この作品はそうではありません。経緯としては、

一介のマンガ好きブロガー『劇画狼』氏が
自分の好きな絶版・単行本未収録作品等を世に出すため
自分でレーベルを立ち上げる。
        ↓
自分のレーベルを運営しながら、
(ゴルゴ13等を世に出した)リイド社のウェブコミックサイトで
彼の思う「今、改めて世に問うべき」マンガの紹介コンテンツを開始。
        ↓
ページビュー数等好調で、その実績をもってリイド社に掛け合い、
《完全版》サイコ工場プロジェクトを発足。
        ↓
作者行方不明状態で、発見したものの断筆状態。
しかも全原稿処分済みという逆境を超え10月2日遂に発売。

現在の出版業界で、(失礼ながら)20年前に名前も知られず
単行本1冊で消えてしまったスプラッタホラー漫画家の作品を
復活させることがどれほど困難かは計り知れません。

それが実現したのは、
『劇画狼』氏や関係するファンの方の熱意と
何より作品そのものが持つ力、これに他ならないと思います。

現在公開されている収録作品ひとつとっても非常にパワーがあり、
楽しく読めますが、いくら面白かろうと、
時流に乗らなかったり出す場所が悪かったりで
埋もれてしまった作品があらゆるジャンルに存在します。

クラウドファンディングもそうですが、
スマホやSNSがいよいよ浸透し、
個人の熱意を容易に世に問える時代が到来しているのだと思います。
あとはやるかやらないかだけですね。

皆さんもやっていきましょう!

サイコ工場 α線(アルファライン)
谷口トモオ本人による大幅な加筆修正に加え、行本未収録エピソードも掲載。
自作解説と、ファンの方による全仕事年表ページなども収録。
続巻にあたる「Ω線(オメガライン)」は11月2日発売。

《完全版》サイコ工場 A(アルファ)線 (LEED Cafe comics)

リイドカフェ
完全版サイコ工場特設サイト
劇画狼のエクストリームマンガ学園
おおかみ書房
おおかみ書房公式/劇画狼twitter