ジョン・ケージ 奥深き世界。。。

 

こんにちはサイブックスです!

 

先日、中央区のお客様から大量のクラシックCDを買取させていただきました。

 

写真は一部ですが、この10倍以上あります。

 
コレクターの方だったようで、保管状態もよく盤面も綺麗でしたので高価買取となりました。
その中でちょっと気になったCDがあったのでご紹介します。

2004年に限定発売されたジョン・ケージのピアノ作品全集です(18枚入りです)

(2012年にも再発されています。)

Cage: Complete Piano Music

ジョン・ケージとは(Wikipediaより)

ジョン・ミルトン・ケージ・ジュニア(John Milton Cage Jr.、1912年9月5日 – 1992年8月12日)は、アメリカ合衆国出身の音楽家、作曲家、詩人、思想家、キノコ研究家。実験音楽家として、前衛芸術全体に影響を与えている。独特の音楽論や表現によって、音楽の定義をひろげた。「沈黙」をも含めたさまざまな素材を作品や演奏に用いており、代表的な作品に『4分33秒』がある。

 

ジョン・ケージといえば有名なのが「4分33秒」

「4分33秒」は『ジョン・ケージ』が作曲し、1952年に初演された「3楽章」から成る楽曲ですが、3楽章から成る楽譜は全てTACET (休み)となっています。
あくまでも曲中の休みなので、聴衆を前にして指揮者は指揮台へと登り、演奏者はしっかりとステージに出て演奏姿勢となります。
「4分33秒」の間、全く演奏する事無く曲は終了します。

 

指揮者と演奏者は聴衆に対して一礼、聴衆は「4分33秒」の無音の音楽に対して拍手を送ります。

 

なんだか「コント」のような曲ですが、この「4分33秒」は世界的に非常に高い評価を受けています。
ジョン・ケージの「4分33秒」には様々な意図、音楽的概念があり、その説明無しには全く理解出来ない曲ですが、

もしこの曲の意図を理解しこの音楽を楽しめる事ができたなら、それは音楽が聴き手の“価値観”に対して大きな影響を与えているいうことの意味があるかもしれません。

ジョン・ケージは、「無音(音の無い世界)」の音を聴くためにハーバード大学の無響室に入り、その中で、「“自分の神経系が働いている音”と“自分の血液が流れている音”を聴いた」と記しています。

そして以下のような言葉を残しているそうです。

『私が死ぬまで音があるだろう。それらの音は私の死後も続くだろう。だから音楽の将来を恐れる必要はない。』

ジョン・ケージ

たまには、いつもと違う視点で音楽を楽しむって面白いですよね!