ピーター・フリッツ

この素晴らしい完成度のミニチュアハウス387軒を作り上げた、ドイツの方です。

カードケースやマッチ箱、本のページの切り抜きなどを利用しているそう。

彼は芸術家ではありません。

Peter Fritz’s 387 model houses unearthed in a junk shop 20 years after his death

上記サイトによると、このピーター・フリッツという方は

保険関係の職を引退した後、「趣味」としてこれらミニチュアハウスを作り続けていたようです。

それが彼の死後、どこかへ叩き売られて20年

Oliver Croyという芸術家の方が、ドイツの骨董屋でこれらを見出し、世に公開したとのこと。

 

世間に公開することを目的とせず、自分のためだけに作り続けた作品が、

作者の死とともに消えると思いきや、他人に見出されて評価される……

 

今やネットがあるので、作品を自発的に公開するのはとても簡単になりましたが

人に見せる意志がない方の作品となると、なかなかお目にかかれません。

似たような経緯を持つものとして、

『思春期前の両性具有の少年少女たちが

ファンタジー世界の戦争でヒドい目に合いまくる』

というモチーフの絵物語非現実の王国でという作品を

部屋で黙々と描き続け亡くなった

ヘンリー・ダーガーという方がおりますが、

このような、世に出ない傑作が世界にはまだまだ眠っているのだと思うと

ワクワクしてきますね。