こんにちはサイブックスです。

 

先日、国書刊行会のこだわり装丁を紹介しましたが

今日は特殊装丁シリーズ第2弾!

小口塗装本の世界を紹介いたします。

 

(画像引用元:大阪府立中之島図書館

 

そもそも小口というのは上の図でいう3番の部分の名称です。

1の「天」、2の「地」と合わせてシンプルに「裁断面」と呼ぶこともあります。

 

 

一般的に裁断面は紙の色そのままですが、中にはこの裁断面にまで

デザインを施している本があるんです!

 

↑先日のブログで紹介した国書刊行会の

「セリーヌの作品」も裁断面がマットな黒に塗装されていました。

 

他にも小口塗装された本がないかな~と在庫を当たってみたところ、

見つけました!素晴らしい!

 

 

 

可愛いですね~。

 

 

 

こちらの本は

集英社ギャラリー「世界の文学」シリーズの16巻と18巻です。

 

調べてみると装丁は銅版画家の山本容子さん。

ご覧の通り外函にも山本さんの版画が大きくフィーチャーされていて

とてもお洒落なデザインです。

いかにもお堅い装丁が多い文学全集のなかでも異質の存在感を放っています。

装丁を手掛けるアーティストが小口塗装までデザインしているケースはあまりないんじゃないでしょうか?

 

集英社のこだわりを感じますね。

 

 

古本屋の我々でも小口塗装モノの本に出会うことはそう多くないのですが、

海外ではもの凄いディープな世界があるようです。

最後にネットから拾ってきた海外古書マニアの小口塗装写真を紹介いたします。

もはや絵画!

 


<出典 https://jp.pinterest.com/pin/566327721873750364/>

 

<出典 https://jp.pinterest.com/pin/306174474643194543/>

 

 

<出典 http://www.booktryst.com/2012_10_01_archive.html>

 

 

<出典 https://jp.pinterest.com/pin/456341374728497272/>

 

 

素敵な小口塗装本を見つけた方はぜひご一報くださいませ~