2018.06.12
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ルソン島の戦い その関連書籍・他を買い取りました。
ルソン島の戦い
その関連書籍や、第二次大戦に参加した方の手記、その他を買い取りました。
(写真に写っているよりもずっと量は多いです)
思いのこもった本ばかりでした。買取金額的にもいいものが多いんですが……。
ルソン島の戦い(ルソンとうのたたかい)は、
1945年1月6日から終戦までフィリピン・ルソン島で行われた、
日本軍(第14方面軍:司令官 山下奉文大将)とアメリカ軍の陸上戦闘のことを言う。
1945年、言わずと知れた終戦の年ですから
日本はもうガタガタでありました。
死の最前線たる南方で戦っていた日本軍がどのような状況であったか……。
以下の画像は、当時、出兵していた日本兵の方が残した短歌や俳句です。
「嬉しくてたまりません」と就学の由紀子は書けりこの文三たび
小川哲郎さんによる作品。
佐藤齊さんの手による作品。
近き死を心の奥に秘め置きて 遇うた笑顔に胸つまりけり
上記の写真に写っているのは幹部将校ですが
もちろんその下には一般の兵隊さんが何人もおります。
第二次大戦中、どこも悲惨だったと思いますが、
フィリピン等南方は特に酷かったようです。
だからこそ、南方に出兵した日本兵の方々が数多くの記録を残しています。
それから70年以上経ち、我々の大半は戦争を知りませんし
戦争したがってるかのようなことを言う方の数は右肩上がりです。
10年も経ってない震災と原発のことさえ
当時の『恐慌』を覚えてる方がどれほど残っているのか?
我々は金と欲と生活に溺れて色んなことをすぐ忘れてしまいます。
10年後どうなってるかとか、もうわかりませんね。