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2016.05.19

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「暮らしの手帖」と「とと姉ちゃん」

こんにちわ、サイブックスです!

先日の買取で現在放送中のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で話題の

昭和中期~後期の「暮らしの手帖」が150冊ほど入ってきました。

 

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当時の様子などが感じられ、面白いです!

 

 

「暮らしの手帖」についてちょっと調べてみたのでご紹介します!

 

ドラマ『とと姉ちゃん』のヒロイン、「暮らしの手帖」を創刊した人、大橋鎭子(しずこ)、

大橋鎭子は昭和中期のカリスマ的な編集者/文筆家/エディトリアルデザイナー/イラストレーター花森安治、

そして2人の姉妹と、当時としてはハイセンスな雑誌《暮しの手帖》を創刊しました。

 

大橋は日本女子大学家政科を中退。同大学の創設者、広岡浅子はひとつ前の朝ドラ『あさが来た』のヒロインだそうです。

 
彼女は21歳のとき日本読書新聞編集部に勤務、

このときの課長は戦後、南條範夫の筆名で直木賞を受賞します。

その『駿河城御前試合』は漫画『シグルイ』の原作で僕はまだ読んだことないのですが、

今日たまたまスタッフUに面白いから見たほうがいいとおすすめされたので気になってます。

この課長、今後ドラマにも出てくるのでしょうかね?

 
1948年の創刊号の巻頭には、花森安治によるつぎの10行の文章が添えられたそうです。

 

「これは あなたの手帖です

いろいろのことが ここには書きつけてある

この中の どれか 一つ二つは

すぐ今日 あなたの暮しに役立ち

せめて どれか もう一つ二つは

すぐには役に立たないように見えても

やがて こころの底ふかく沈んで いつか あなたの暮し方を変えてしまう

そんなふうな

これは あなたの手帖です」

 

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、、、、なんだか深い気がしてきます。

 

大橋はこの10行を、花森の〈暮しの手帖宣言〉と呼び、

いまもこの10行は掲載され続けているそうです。

 

花森安治(ドラマでは唐沢寿明)はその先駆的な着想と強引な編集姿勢で、

生前も死後もあちこちで語り草になっています。

また今回のドラマ開始を機に『風俗時評』や『逆立ちの世の中』などの著書や、

津野海太郎の『花森安治伝 日本の暮しをかえた男』をはじめとする関連本が、

続々と文庫化されていくそうで、これも気になります!

 
やはり朝ドラ効果はすごいですね!

古い暮らしの手帖や関連本、他より高価買取しますのでぜひサイブックスまでご連絡くださいー

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