2016.10.10
ブログ
オススメ本/誰が音楽をタダにした?─巨大産業をぶっ潰した男たち
こんにちは、サイブックスです!
今日は本屋らしく音楽好きにオススメの本のご紹介をいたします。
皆さんは音楽を買ったりしていますか?
気がつけばCDにお金を払うという機会がめっきり減ってしまいましたよね?
私もアップルミュージックに加入してからは音楽を買うという行為が
ほとんどなくなってしまいました。。。
いまやDJやアイドルファン?などの一部を除いて
音楽が無料であることがほぼ当たり前になっています。
今回おすすめするこの本では、なぜこのようになっってしまったのか?
小説のような語り口で展開するノンフィクションです。
「誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち」
商品の説明
内容紹介
「なんでこのことを今まで誰にも話さなかったんだ?」
「あぁ、だって聞かれなかったから」田舎の工場で発売前のCDを盗んでいた労働者、
mp3を発明したオタク技術者、
業界を牛耳る大手レコード会社のCEO。
CDが売れない時代を作った張本人たちの
強欲と悪知恵、才能と友情の物語がいま明らかになる。<年間ベストブックに選出>
FT、ワシントン・ポスト、タイム、フォーブス他
<各賞の最終候補作入り>
FTベストビジネス書、LAタイムズ・ブック・プライズ「すでに知っている話だと思うなかれ」――NYタイムズ
「まるでスリラー小説のように読ませる」――テレグラフ■著者紹介 スティーヴン・ウィット Stephen Witt
1979年生まれ。ジャーナリスト。シカゴ大学卒、コロンビア大学ジャーナリズムスクール修了。
シカゴおよびニューヨークのヘッジファンドで働いたほか、東アフリカの経済開発に携わる。
『ニューヨーカー』誌などに寄稿。
アナログからデジタル、そしてオンラインへとその裏にある海賊版やmp3などに関わる人間たち、
ここ十数年における音楽メディアの歴史のアンダーグラウンドな裏側が
作者の膨大なリサーチによる群像劇として楽しめるようにまとまっています。
音楽が好きな人にはとても楽しめる一冊となっており、
そうでないかたもそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
今後、映画化も決定しているようです。
最近では全世界に1億人以上の登録者が存在する
音楽ストリーミングサービス「Spotify」がスタートし話題ですが、
このタイミングで是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか?