2016.08.29
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ポケモンGOにヒントをもらって、、、街に出て○○を探すゲーム!
こんにちは、サイブックスです!
あれだけ話題になったポケモンGOですが、
いまやブームは落ち着いたようですね。
わが家の近所の公園もポケストップが4か所もあったので一時期は
異様な雰囲気だったのですが、すっかり静かです。
日本では個々のゲーマーレベルが高いので
あの程度のゲーム性だとちょっと日本人には物足りなかったのではないでしょうか?
しかし、海外ではそんなポケモンGOにヒントをもらって、
ベルギーの学校の校長先生がFacebook上で作った
「Chasseurs de livres (ブックハンター)」というゲームの記事が
グッときたのでご紹介します!
このゲームの参加方法は「Chasseurs de livres (ブックハンター)」というグループに登録するだけ。
ポケモンの代わりに好きな本を街のどこかに隠し、場所のヒントを投稿、
それを見た他のプレーヤーがその本を探しに行くという単純な仕組みだそうです。
ゲームを考案した学校の先生は図書館を整理している時、
本のため十分なスペースがないことに気づき、
子供と一緒にポケモンGOで遊んだ経験から、
自然の中に本が隠してあったら面白いと思ったそうです。
グループには8/29日午後1時半現在、すでに5万人以上が登録されています。
本はビニール袋などに丁寧に包んで隠すのがルールみたいで
写真のように色々な場所に隠してあるようです
隠してある本はスティーヴン・キングの小説から子供の絵本まで、
茂みの中やベンチの近くなど、ベルギーの街中のあちこちに本が隠れているそう。
どんどん評判を呼び、Facebookのグループのメンバーも増え続け5万人越えだそうです。
このニュースには本を生業にしている身としてグッとくるものがありました。
名作だけど市場に数が多すぎて市場価値が低い
廃棄するのは勿体ないな、と思いながらも置く場所もないからやむを得ず廃棄しかない。
このようなアイデアの力で、本も捨てずにゴミが出ず、受け取った誰かが喜んで、私たちも捨てる必要がない、
みんな得して「三方よし!」みたいなアイデア、私たちも考えていきたいと思います!