2019.10.27
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北海道の山と谷
北海道の山と谷 は登山愛好者から 山谷/やまたに と呼ばれている伝説の登山ガイドブックです。
1977年に刊行が始まり、1988年〜1999年に刊行された第2世代を経て、2017年から第3世代が刊行され、今秋に最終刊となる3冊目が刊行されました。
第1世代1冊、第2世代2冊、第3世代3冊、合計で6冊刊行されたことになります。
第1世代の山谷
第2世代の山谷(上下巻)
第3世代の山谷(1、2、3巻)
決して初心者向けのガイドブックではありませんが、雪稜や谷といったルートを紹介し、中級者、上級者向けのガイドブックとして愛されています。
その編集方針は、登山道が整備された道外の山と違い、道内では登山者自らが地図を頼りに安全、確実なルートを探ることが魅力と考え、「読み手が自身で登山ルートを考える手がかり」となる様に工夫されています。
とても斬新なガイドブックと言えます。
今回の第3世代は1ルート1ページを基本として、カラー写真も多数掲載。
とても見やすい本となっています。
その為、中、上級者の為のガイドブックとしてはもとより、初心者でも写真やルートを眺めているだけで、山への憧れを掻き立てられるのではないでしょうか。
現在、発売されているのは第3世代の3冊のみ。
第1世代の1冊と第2世代の2冊は残念ながら絶版となっています。
でも、ご安心ください。
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