2016.10.16
ブログ
巷で話題の「文庫X」とは?
こんにちは、サイブックスです。
巷で話題の文庫X。
盛岡のさわや書店フェザン店が企画したこの企画は
今や全国の書店にその動きが広がり、
空前のブームになっています。
「文庫X」とは書店員さんオリジナルの表紙(ブックカバー)に覆われ、
本のタイトルも何もわからない状態で販売。
表紙には何やらびっしりとメッセージが書いてあります。
その表紙に書かれている文章がこれです。
申し訳ありません。僕にはこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。どうやったら「面白い」「魅力的だ」と思ってもらえるのか、思いつきませんでした。だからこうして、タイトルを隠して売ることに決めました。
この本を読んで心が動かされない人はいない、と固く信じています。
500Pを超える本です。怯む気持ちはわかります。小説ではありません。小説以外の本を買う習慣がない方には、ただそれだけでもハードルが高いかもしれません。
それでも僕は、この本をあなたに読んで欲しいのです。
これまで僕は、3000冊以上の本を読んできました。その中でもこの本は、少しでも多くの人に読んでほしいと心から思える1冊です。
この著者の生き様に、あなたは度肝を抜かれ、そして感動させられることでしょう。こんなことができる人間がるのかと、心が熱くなることでしょう。
僕らが生きるこの社会の不条理さに、あなたは憤るでしょう。知らないでは済まされない現実が、この作品では描かれています。
あなたの常識は激しく揺さぶられることでしょう。あなたもこの作品と出会って欲しい。そう切に願っています。
ここまで読んでくれた方。それだけで感謝に値します。本当にありがとうございます。
※もし、すでにお持ちの本であった場合、返金いたしますのでお申し出ください。
以前、何が出てくるかわからない、
本の自動販売機のブログを書いたことがあるのですが、
それに似て、とてもいいアイデアですよね。
普通に販売していたらめぐり合う可能性が低い本に、
このような覆面の販売方法で、お客様とのコミュニケーションのきっかけをつくり
もしかしたら運命の1冊になるなんてこともあるかもしれません。
ネットで調べると中身の本の正体はすぐに出てくるので
気になる方は下記からどうぞ。(アマゾンに飛びます)
私もまだ読んではいませんがレビューを見るかぎり
面白そうな内容です!
気になった方は読んでみてはいかがでしょう?
弊社が運営する北区北18条の古本屋「BOOK LAB.」にも
ぜひお越しになってみてください。
運命の本に出会えるようお手伝いさせていただきます。