2017.03.19
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白雪姫 「発禁」という話。中国における外国の児童書規制
白雪姫 ……と言えば真っ先に浮かぶのはディズニーの名作ですが
ニューズウィーク日本版で興味深い記事を見つけました。
『白雪姫を「禁書」にする共産党の危機感』
ニューズウィーク日本版3月17日、
中国人風刺漫画家『辣椒(ラージャオ』さんによるコラムです。
要するに、中国で子どもの思想統制をするため
外国産の児童書翻訳・出版・販売を規制するということです。
なにせニューズウィークの記事ですから、一定の信頼性があるでしょう。
>ネットユーザーはこう皮肉る。
>「われわれは数年早く生まれてよかった。
>さもなければ白雪姫もピノキオも、ハリーポッターもすべて読めなかったのだから」
(記事本文より引用。リンクは当方による)
最近、日本でも
園児に特定の思想を強制したがる人々の事件が取り沙汰されています。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、
子どものうちから教育すれば、
精神の自由を奪うのは簡単なことだというのは
アフリカや中東の少年兵を例に挙げるまでもありません。
少年兵は戦争を教えられるのではなく、
戦争のこと以外考えられなくさせられるのです。
幸運なことに、
日本ではまだ白雪姫もピノキオもハリポタも自由に読めます。
親御さん達はお子さまに、色んな本を読ませてあげてくださいね。
読めるうちに。