2016.09.12
イベント
「バーニングマン2016」の気になったアート作品
こんにちは、サイブックスです!
先日行われたネバダ州の砂漠にて開催される「バーニングマン」
大きなアート作品が広い会場内に点在し、
日常生活から切り離された夢のようなお祭り騒ぎが展開されるのですが。
今年は、世界中から約7万人が大集合したそうです。
また今年は300名以上のアーティストたちが参加したそうなのですが、
広大な砂漠のいたるところに作品が展示されています。
バーニングマンは1986年にサンフランシスコのベイカー・ビーチで、ラリー・ハーヴィーとその友人たちが2.4mの木製の人形を作って燃やしたことから始まりました。毎年開催するうちにベイエリアを中心としたアンダーグラウンド・カルチャーシーンでの注目を集め、人形(The Man)のサイズも10mを超えるにつれ、数百人規模の群衆が集まるイベントに成長しました。1990年にはネバダ州のブラックロックデザート(Black Rock Desert)へ会場を移し、以来バーニングマンはこの北米最大級の砂漠で参加者数を増やしながら拡大し、会期中はさながら砂漠の中に街ができるようだとブラックロックシティ(Black Rock City)と呼ばれるほどになりました。
今日はそのなかから面白かったものをいくつかご紹介します。
アーティスト:クリストファー・シャルト (カリフォルニア州、オークランド)
プロジェクトの説明:
「巨大な天蓋のように頭上を覆うLEDが、遊び心のあるサイケデリックで荘厳なイメージを表現。その下の包容力のある社会的環境をクラシック音楽が精神に支えます。うるさいアートがたくさんあるフェスにある静寂のオアシスで、見世物ではなく美を表す場なのです。毎晩、数千人の人々が横になり、移ろいゆく作品と、穏やかな音楽を心ゆくまで楽しむことができます」
アーティスト:エレナ・フィリプチュク、セルジュ・ボーリュー(カリフォルニア州サンフランシスコ)
プロジェクトの説明:
「遠近感を狂わせ、自己の内部次元の認識をゆがめる、レオナルド・ダ・ヴィンチの図面に基づく幾何学的な彫像作品群。作品を通じて、人々を感嘆させるような堂々たる展示品と幾何学的、独創的な思考を巧みに表現しようとした。創造性と独創性はバーニングマンのコミュニティーにとって不可欠。人々に構造とデザインについて考えさせるようなアート作品を作りたいと考えている」
アーティスト:タイラー・バックハイム (フロリダ州キー・ウエスト)
プロジェクトの説明:
「一見、Horizon Linesは、そびえ立つ25個の木柱による集合体か「森」のように見える。
柱の上部は黒く塗装され、黒い箇所と木肌がそのままの箇所の間には金色の線があって、
それぞれの柱の面は異なる高さから塗装されていいる。参加者は、正確に印のついた場所に立って真北、
真南、真東か真西を見る。それぞれの木柱の模様と背景の自然が並ぶと、視覚的錯覚が生まれ、
前景と背景が混ざり合って、1つの全体像を作り出す」
バーニングマンの会場写真
最近は昔に比べると少しは商業化されているのかもしれませんが
いつかは行ってみたいイベントの一つです!