貴重 で、保存状態の良い仏教関連書籍を買い取りました。

仏教美術や法具に関する古い書籍です。

経年による劣化はありますが、状態は良いと言えると思います。

少しご紹介しましょう。

「日本仏教絵画研究」

その名の通り、仏教に関連する絵画研究の書籍です。

1982年発行の初版本。
40年近く前の本ですが、状態はとても良好です。

「密教法具」

密教とは、本尊である大日如来に帰依し、教団の中で秘密の教義と儀礼を、伝承によって伝えていく仏教のことをいいます。

信者だけが非公開な教団内で修行を行います。神秘主義的、象徴主義的な教義が中心になっています。

「秘密の教え」ですね。

密教を日本に伝えたのは、空海（弘法大師）です。

この書籍は、その密教の儀式などに使われる道具を多くの写真で紹介している物で、1965年に限定で５００部のみ発行された内の一冊です。
50年以上前の書籍ですが、これもとても良い保存状態です。

「御室版曼荼羅尊像集」

曼荼羅とは、密教の経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊の集会する楼閣を模式的に示した図像です。

ほとんどの密教経典は曼荼羅を説き、その思想を曼荼羅の構造によって表すので、その種類は数百にのぼります。古代インドに起源をもち、中央アジア、日本、中国、朝鮮半島、東南アジア諸国などへ伝わったそうです。

この書籍は、図を多く用いて曼荼羅を解説している書籍です。

1972年初版発行ですが、この本は1981年発行の第２刷です。

40年近く前の発行ですが、状態は良好です。

筆者は特に仏教絵画や法具に興味があるわけではありませんが、デザインとして見てもとても面白いです。

近年では海外、特に西洋においてコレクターが増えているのも分かる様な気がします。

研究をされている方には、それぞれ貴重な一冊でしょう。

特にこれらの様に、保存状態の良いものはとても貴重です。

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