2017.12.01
お知らせ
「アメリカ実は月に行ってない説」は本当はどうなのか???
こんにちは、サイブックスです!
今日は本の紹介です。
「ニセ科学を10倍楽しむ本 」
中学生が本やビデオやネットで調べて
「アポロ陰謀説の真相」というレポートを書くというもの。
その中で面白かったのがちょっと前に流行った「アメリカ実は月に行ってない説」を
本に登場する中学生があまりに頭が良すぎるのですが、、、
様々な疑惑をすべてしっかり答えを出しています。
当時言われていた疑惑として、
「月の空に星が写っていない」
「太陽が当たっていない部分が明るく写っている」
「影の向きがおかしい」
「旗が風で揺れている」などすべて説明。
面白かったのはよく言われる「なぜもう一度行けないのか」。
その答えは「お金がないから」ということだそう。
1960年代、アメリカが使ったお金は250億ドル、1ドル360円の時代なので、
日本円でざっと9兆円、当時の物価は今より安いので、
今やるとなると何10兆円になるかもしれないんだそう。
ソ連との宇宙開発競争という動機もあったからいまはもう月に行く意味がない。
「40年前に月に行けたというなら、もう一度行ってみせろ」は
「400年前に大阪城を建てられたというのなら、もう一度建ててみせろ」と
言っているのと同じという例えがなるほどなと思いました。
それと、2014年にアメリカの半導体メーカーINVIDEA社という会社が、
最新のCG技術を用いてアポロ11号の月面写真が本物かどうか精密分析したそう。
船長が撮影した写真(疑惑といわれている写真)を忠実にCGで再現し、
月面と同じ条件で光の強さや当たり方が同じになるか調べた結果、
間違いなく真正の写真であったそうです。
なぜかというと、1969年にはまだCG技術はなかったので、セットを作り人工照明を当てるしかないが、
それではCG再現写真とは光の当たり方が違ってしまう。
CGで本物そっくりの写真がつくれるようになったからこそ、
逆に写真が本物であることが証明されたというわけです。
今の時代はニセモノ写真は必ずバレるということですね!
是非、興味のでた人はチェックしてみてくださいね!